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https://w.atwiki.jp/itsumonokondate/pages/85.html
#weblog 最近、白血病でなくなった。。。 という人の話をよく耳にするような 気がする。 なんでだろう? 白血病には2種類の型があるそうだ。 骨髄性白血病 リンパ性白血病 骨髄性のほうは治療方法なども確立しつつ あるらしい、とニュースで言っていた気がする。 でも、なんでこんなに耳にするようになったんだろう。 何が原因で白血病になってしまうんだろう。 検索してみたらこんなサイトがあった。 http //ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E8%A1%80%E7%97%85 原因のひとつにベンゼンが危険因子のひとつ となっていた。 このベンゼン、タバコの煙成分にあるとのこと。 すごい怖いです・・・。 これだけが原因ではないけど、でも、一因と なりうるもの。 ウィルスが原因だったり・・・ ガンはガンでも生活習慣の改善だけでは 防ぎきれないものなのでしょうか・・・。 今まで以上に怖い病気・・・ という思いが・・・。 環境汚染なども関係しているのでしょうか。 近年白血病でなくなったという人をよく聞く ようになったのは・・・
https://w.atwiki.jp/galeos/pages/123.html
ALL 寛解導入には ビンクリスチン+プレドニゾロン(ステロイド) + アントラサイクリン系(ダウノルビシンやドキソルビシン)に, 場合によっては L-アスパラギナーゼやシクロフォスファミドを併用する. 地固め療法では寛解導入で用いる薬剤に加え, シタラビンやメトトレキサートも用いられることがある. ALLでは維持療法が重要であり, メトトレキサート MTX + メルカプトプリン 6-MP を中心としてビンクリスチンやプレドニゾロンを用いる. AML M3以外では 寛解導入剤として アントラサイクリン(ダウノルビシン) あるいは イダルビシン 3日間 と シタラビン 7日間の併用療法が一般的である. これで芽球が少なくなれば, 完全寛解 CR と定義される. その後の, 地固め療法としては アントラサイクリン, シタラビンに加え, エトポシドやビンカアルカロイドを加えた併用化学療法, あるいはシタラビン大量療法を行う. CLL 待機療法 待機療法は、徴候が現われるまで、または変化がみられるまで治療を行わずに患者さんの状態を慎重に観察することです。これはまた経過観察とも呼ばれています。この期間中に、感染など、疾患により誘発された障害は治療されます。 放射線療法 放射線療法は高エネルギーX線やその他の種類の放射線を用いてがん細胞を殺すかまたは成長させないでおくがん治療のことです。放射線療法には2つのタイプがあります。外照射は体外の機械を用いてがんに放射線を照射する治療法です。内照射は放射性物質を密封した針、シーズ、ワイヤー、カテーテルをがんの内部またはその近くに直接留置して、がんに放射線を照射する治療法です。どの方法の放射線療法が用いられるかは、治療されるがんのタイプと病期によって異なります。 化学療法 化学療法は、薬剤を用いてがん細胞を殺すかまたは細胞分裂を停止させることでがん細胞の増殖を停止させるがん治療のことです。口から服用したり、筋肉や静脈内に注入する化学療法では、薬剤は血流を通って全身のがん細胞に到達することができます(全身化学療法)。脊柱、器官、腹部などの体腔に薬剤を直接注入する化学療法では、薬剤は主にこれらの領域中にあるがん細胞に影響します(局所化学療法)。どの方法の化学療法が用いられるかは、治療されるがんのタイプと病期によって異なります。 手術療法 脾臓摘出術は脾臓を摘出する手術です。 モノクローナル抗体療法 モノクローナル抗体療法は、一種類の免疫系細胞から実験室で作成された物質を用います。これらの抗体はがん細胞上にある物質やがん細胞の増殖を促進する可能性のある体内中の正常物質を同定することができます。抗体はこれらの物質に付着してがん細胞を殺したり増殖を阻害し、がんの拡大を防ぎます。モノクローナル抗体は注入により投与されます。これらは単独で用いられる他、がん細胞まで薬剤、毒素、または放射性物質を直接送達するために用いられることもあります。 新しい治療法は現在、臨床試験で検証中です。 このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。実施されている臨床試験についての情報はインターネットでNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます。 幹細胞移植併用化学療法 幹細胞移植併用化学療法は、化学療法を行った後、がん治療により破壊された造血細胞を置き換える方法です。幹細胞(未成熟血液細胞)を患者さんまたはドナーの血液または骨髄から取り出して、冷凍保存します。化学療法終了時に、保存された幹細胞を解凍し、注入により患者さんに再び戻します。再注入されたこれらの幹細胞は身体の血液細胞に成長し(また回復)させます。 CML 慢性期 Imatinib Mesilate(商品名:グリベック、以下imatinibと略す)を服用することが第一選択肢である。以前は代謝拮抗物質(シタラビン、ヒドロキシカルバミド)、アルキル化薬、インターフェロンα2b、ステロイドが使用されていたが、これらはimatinibに取って代わられるようになる。imatinibは2001年に米国FDAの承認を受けた新しい薬剤で、特にBcr-Ablタンパク(上述)を標的にしている。その治療は以前の方法に比べて劇的に効果的であると評価されている。 骨髄移植も年齢の若い患者に対して、imatinibに無反応となった場合の治療として行われているが、それはしばしば有効でありはするものの、移植に関連した死亡率は高い。 新薬としてimatinibに抵抗性または不耐容の症例に対し、nilotinib(ニロチニブ、商品名:タシグナ) がある。 慢性骨髄性白血病の原因である、フィラデルフィア染色体を有する白血病細胞によってのみ産生されるBcr-Ablタンパクを、より選択的に強い阻害活性を有する。 imatinibに対して耐性を獲得した患者に効果が認められて、2007年7月にスイスで初めて承認。米国、欧州でも承認。 もうひとつの新薬、dasatinib(ダサチニブ、商品名:スプリセル)(imatinibと同等の作用機序を備えているが、より広い範囲のチロシンキナーゼの活動を抑制する)が2006年7月に米国FDAによって条件付で認可された(もはや反応がない患者あるいはimatinibを使用した治療に耐えられない患者のみ)。臨床前の研究ではdasatinibの白血病に対する治療効果はPD184352として知られる分子抑制剤の追加的使用によってさらに強化されるということが分かってきている。臨床効果はnilotinibと同等と言われている。 また異なった治療方法のさまざまな組み合わせの有効性・安全性については、目下研究途上である。 現在、bosutinib(ボスチニブ)、ceflatoninという新薬が、imatinibに対して耐性を獲得してしまった患者への臨床試験段階にある。 2009年1月「イマチニブ抵抗性の慢性期又は移行期の慢性骨髄性白血病」でnilotinib(タシグナ)が、「イマチニブ抵抗性の慢性骨髄性白血病」でdasatinib(スプリセル)が本邦でも承認を取得。3月に薬価収載され処方可能となった。 移行期・急性転化期 この段階は急性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病のどちらかのすべての特徴を示すようになる。死亡率は非常に高い。多量の化学療法の後に骨髄移植をし、もっとも効果的に治療がなされる必要がある。移行段階の若い患者の場合、骨髄移植は任意である。しかし、骨髄移植後の再発率は慢性期に行った場合と比較して、移行期、急性転化期では高い。
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Q.マスターの活性や暴走症状はクリーチャーにも適用されますか?
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白血病と高齢者/がん情報サービス 高齢者急性骨髄性白血病/JALSG 高齢者造血器悪性腫瘍/日本老年医学会雑誌 白血病/大阪医療センター
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さて今は2005年12月5日の朝、こちらは大雪になっています。 12月3日の午後9時頃帰宅した私に、妻がいきなり「腕が痛い!」と訴えてきました。しかも病歴を持っている左腕です。本人にとってはやはり何より気になる部分です。 私はどこがどのように痛いのか尋ねました。 「脇の下のあたりが筋肉痛のひどい感じで痛む」とのことでした。咳をするだけで激痛が走ると顔をしかめています。 時間は遅いので病院に連れて行くとすれば救急病院か、妻がかかっている市民病院に連絡をすれば対応はしてくれると思いましたが……。 テーブルをみると食事の跡があります。高校受験をひかえた娘は普段どおり塾にいっているようです。 私はとっさの判断で病院に連れて行くより本人の不安を軽くする方が先だと感じました。 「少し風邪気味だっただろう、細菌がリンパのところで繁殖して痛みがでているのだろう。ロキソニン(妻が病院からもらっている消炎鎮痛剤です)を飲んでおきなさい。」と努めてのんびりした口調でいいました。 すると妻の顔からみるみる緊張の色が消えていきました。 このへんの呼吸は何度も修羅場を経験しているものにしかできないでしょう。 こういう時一番まずいのは「どうする? 病院に行くか?」と、問い掛けることです。 何より本人が一番不安なのです。その本人の不安を増徴するようなことはさけなければなりません。 その痛みが急性で時間を置けばさらに悪化する性質のものかどうかの判断です。 もしそう思ったら「よし病院にいこう!」と即断即決で決めなければなりません。 私は食事が作ってあるとところから、少し様子をみた方がいいと判断しました。もちろん最終的には医師の診断を仰がなければならないのですが、それまではとにかく本人の不安な気持ちを軽くしてあげることが大切なのです。 12月8日に市民病院で外科の診察の予定になっています。 「それまでなんとかひっぱれればいいのだが……」 私は内心では不安でしたが何事も無いような顔で着替えを始めました。 冷たい夫だと思いますか? しかしこの状況で病院に連れて行っても、本人にとっていい方向にいくことはほとんどないのです。 12月6日の朝です。妻の腕の痛みはかわらないようです。少なくとも軽くなっているようには思えません。 あと2日のうちに痛みが引かねば、また放射線治療を受けなければならないことになるかもしれません。ウーム……。 さて、話を12月3日の時点に戻します。 娘を塾に迎えにいくと、娘も開口一番「おかーがたいへんなことになった……。」と言いました。 今年の2月頃にも妻と娘の二人は不安とストレスの連鎖反応で互いにガンが再発し、放射線治療を受けています。 娘の不安も取り除かなければなりません。 娘にも「感染したのだろう。ロキソニンを飲んだら落ち着くだろう」といいました。 車の中で話を聞くと妻は最近アガリクスもフコイダンも飲んでなかったということです。 最近ずーっと身体の調子がよかったためか、またわが家の経済的な理由のためか(たぶんこれが一番大きいでしょう。不甲斐ない夫です。) 実は、私も健康食品の服用にはこだわっていませんでした。 朝飲む秋ウコンは二人とも夏頃からやめていますし、娘もアガリクスは飲んだり飲まなかったりの状態だったようです。 私もいくら食品とはいえサプリメントの形で毎日大量に摂取することに対して、若干の不安もありました。 できればサプリメントなしでも健康で元気な状態が維持できれば、それにこしたことはないのです。 そして翌日12月4日の朝妻に様子を聞くと、痛みは引いてないとのこと、さらに詳しく聞くと、患部にハレも熱もなさそうです。 そうなると感染症の疑いは弱くなり、良性にしろ悪性にしろ、おできみたいなものができて、それが擦れる時や、筋肉のつっぱりによる痛みの方が可能性が強くなりました。 そこで私は妻に「また時間差療法をしなさい。」といい、その日のうちに妻用のアガリクスとフコイダンを買い求めました。(妻は娘と兼用にすると残り少なくなると飲まなくなる性質を持っています。) ここまでの事件で私はガンについての重要なふたつのポイントを仮定するきっかけを得ました。 そのひとつ目に関連しているのが痛風記です。(私の病気もたまには役にたちます。) 痛風はあの激烈な痛みの発作がなくなっても、病気が治ったわけではありません。 尿酸値のコントロールを続けていかなければなりません。そのためには薬を飲むことと、食事療法が大切なようです。 痛みがないからと油断をしていると、またあの激烈な発作が襲ってくるようです。 症状(痛み)がでていないだけで、痛風自体が治ったわけではないのです。 私が仮定したのは、ガンとサプリメントの関係もこれと似たようなものではないかということです。 サプリメントにはガンの症状(無制限に分裂増殖すること)を押さえる効果はあるが、ガンを治す力はないということです。 ガン細胞はまわりの秩序に関係なく、無制限に分裂増殖する細胞です。 いわば細胞同士のコミュニケーションがとれなくなった細胞といえます。その原因が白血病のところで考えたように、細胞膜に突き刺さっている高分子多糖体の異常であるとすると、サプリメントによりある特定の高分子多糖体を大量に摂取すると、この異常を押さえることができるとは考えられないでしょうか? つまり正常細胞は正常な高分子多糖体の働きで、細胞同士のコミュニケーションがとれ、ある限度以上には分裂しなくなります。 ところがガン細胞では高分子多糖体に異常があると考えられ、それがサプリメントにより抑えられるとすると、ガン細胞はとりあえずそれ以上には分裂しようとはしなくなります。 しかし分裂増殖はしないだけでガン細胞はガン細胞なのです。 サプリメントによる高分子多糖体が不足すると、またガン細胞は無秩序に分裂を開始してしまいます。 症状は押さえても油断をするとまた発作がおきる痛風と一緒です。 そして増殖を抑えているだけなので、ガン細胞の数を減らすことはできません。 かなり実情に近い説明ができる気がするのですがどうでしょう? (2005年12月7日) サプリメント(特にキノコ系)には免疫力をあげる効果があるといわれています。 これをガンが増殖しなくなるということと関連づけてもう少し突っ込んで考えてみましょう。 免疫力をあげるにはふたつの方法があると考えてきました。ひとつは免疫細胞である白血球の数を増やすこと、もうひとつは個々の白血球の活性を高めるということです。 私はガン細胞に対する免疫という観点でいうと、もうひとつ方法があることを思いつきました。 それはガン細胞の方が白血球に対する感受性を強めるということです。 これにより、たとえ白血球の数が増えなくても、白血球自体の活性度が高まらなくても、結果として免疫力が上がったように見えるはずです。 そして当然のことですがガン細胞も細胞です。 分裂増殖するためには材料が必要です。その中には細胞膜に突き刺さっている高分子多糖体も含まれます。 動物には糖分を合成する能力はありません。すべては植物系の細胞を出発点とする食物連鎖で得る以外ありません。 もともと高分子多糖体は消化吸収されにくい物質です。 しかしそれをサプリメントのような形で(特に低分子化されている)大量に摂取すると割合的には少なくとも、かなりの量の高分子多糖体が吸収されることになると思います。 小腸から吸収された栄養分は血液にのり全身にめぐります。その中には多糖体も含まれているはずです。そして個々の細胞に栄養分として吸収されていきます。 もちろんガン細胞にも吸収されます。そしてガン細胞は分裂増殖します。 当然細胞膜には多糖体が突き刺さっています。 その新たに分裂してできる細胞の多糖体にサプリメントに由来する性質が残っているとすると、免疫細胞はそれをめがけて攻撃します。 この攻撃をする免疫細胞がT細胞で、分裂してできる新たなガン細胞に、サプリメントに由来する多糖体の性質が色濃く出るとすると……、これってまさに「患者側のガン治療」で考えた免疫細胞のガン細胞に対する攻撃の特長……、新たにできるガン細胞だけを攻撃する……、それをうまく説明できる理屈だと思うのですがどうでしょう? それでは新たに分裂してできる正常細胞の方はどうでしょうか? これにも白血球が攻撃するようなら、サプリメントにも抗ガン剤同様の副作用が現れるはずですが……。 私はここにガンの根本原因である遺伝子の異常ということが絡んでくると考えています。 タンパク質に糖を付加するのは、細胞内小器官のゴルジ体という場所で行われます。 私はここでおのおのの細胞の細胞膜に突き刺さっている、アンテナのようなタンパク質と多糖体ができるのではないかと想像しました。 個々の細胞内で作られるのですから、同じ生物個体内でも臓器や器官により、多糖体の種類が違う説明もうまくできそうです。 そしてこの多糖体には細胞同士のコミュニケーションに大きく関わっていると考えられます。 ガン細胞とはこのコミュニケーションがうまくとれなくなった細胞です。 タンパク質と糖を結合させるにはエネルギーが必要です。当然酵素がからんでくると思います。その酵素はタンパク質ですので、遺伝子の情報を元に作られます。 この一連の流れに故障が生じた細胞はガン化しても不思議ではないような気がします。 正常な細胞では栄養として吸収した多糖体をゴルジ体でその細胞に見合った形に直して、細胞膜上に提示しますから白血球の攻撃は受けません。 ところがこの部分に故障があると栄養として吸収した多糖体を、うまく変化させることなく、細胞膜上に提示してしまうのではないでしょうか? 白血球はこの異常な多糖体を目標に攻撃をします。 結果ガンは増殖することなく、症状的には落ち着いた状態になります。見た目的には免疫力が向上したように見えます。 これがサプリメントの効果で免疫力を上げ、ガンの増殖を抑えるという、からくりなのではないでしょうか? しかしここで大事なことは症状が出ない(ガンがそれ以上大きくならない)からといって、ガンが治ったわけではないのです。 痛風と同じですね。痛みがないからといって痛風が治ったわけではありません。 油断をすると(ストレス過剰になったり、サプリメントを飲むのをやめたりすると)ガン細胞が活動的になる恐れもあるということになります。 さて、私が仮定したガンについての重要なポイントのふたつ目というのは、ガンは段階的にみれば急性の病気ではないかということです。 通説ではガンは20年も30年もかけてだんだんと大きくなるとあります。 しかしここまでの娘の経過や、今回の妻のこと(まだガンと決まったわけではないのですが)からそのように思えてきました。 これは科学的な根拠はもちろん論理的な裏づけもないただの私の勘です。 検査で見つかる、ぎりぎりの大きさのガンは10億個くらいのかたまりだそうです。 1個からとはいいませんが(仮に1個からだとしても1日1回分裂するとすると、1カ月くらいで10億個になります)そのくらいの大きさになるまで、ほぼノンストップで急成長するのではないでしょうか? そしてあるレベルのところで成長は納まり安定期にはいるような……。 たとえば、恥ずかしながら私はたまに“マタズレ”をおこしますが、その時なども少し違和感を覚えてから、確実にイボができていると分かるまで2~3日くらいのものです。 もちろんその後の経過は違うでしょうが、大きくなる速さはガンもマタズレも一緒なのではないでしょうか? (2005年12月10日) 細胞が急速に増殖するためには大量の栄養とエネルギーが必要になるでしょう。 身体全体から考えてそのように急成長する細胞に栄養やエネルギーを補給できる量にも上限があるでしょう。 かたまりが大きくなればなるほど増殖に必要となる栄養やエネルギーが増大するので、ある一定のレベルで成長が頭打ちされることが予想されます。 私のマタズレを例にとれば(どうも私の病気は痛風やらマタズレやら……、)その大きさは1㎝くらいだと思います。 このマタズレのイボの大きさと検査で見つかるギリギリのガンの大きさと、何か関連はないでしょうか? 人間の身体は約60兆個の細胞で、できているといわれています。 体重を60㎏とすると10億個の細胞のかたまりは、約1gということになります。 人間の比重を1とすると、私のマタズレのイボも10億個くらいの細胞のかたまりであることになります。 私の場合思い返すと、何かムズムズとした違和感があり、2~3日後にはハッキリとしたかたまりが出現していたような気がします。 ガンの成長の仕方も、私のマタズレと同じなのではないでしょうか?(私のマタズレと一緒にするのは、ガンに対して失礼かもしれませんが……、) そうなるとガン検診で10億個より小さいガンのかたまりをみつけられないのは、検査技術のレベルの問題より、そのタイミングにあると考えられるかもしれません。 つまりそれ以下のガンが見つかるのは、ちょうど成長をしているときに、検診を受けた時に限られるということです。 そしてその成長は10億個くらいのかたまりになったときに一段落します。 それ以上大きくするには、栄養とエネルギーが不足するのでしょう。 そして私のマタズレの場合は、その後腫れて赤くなり、痛みがでて、膿がでて、そして治ります。 明らかに白血球がマタズレと戦ってくれたのです。 ガンの場合もこのマタズレと同じような経過をたどるのではないでしょうか?(初めてガンに対して申し訳ないという気持ちが芽生えてきました。よもや私のマタズレと同等に扱われるとは……、) ただガンの場合は白血球と戦っても、一方的に負けることはないようです。 そしてそれ以降ガンは増えもせず、減りもせずという安定期にはいるようです。 これをガンのしぶとさとみることもできますが、白血球の側からみると、本気で戦っていないようにも見えます。 熱もでず、腫れもしないわけですから。 マタズレには、膿(白血球の死骸)まで出して攻撃をするのにです。(もっともマタズレがマタズレ細胞の増殖により発生するとも限りませんが……。) このへんのところも高分子多糖体が関係しているのかもしれません。 マタズレがもし細胞なら、自分がはっきり敵だという提示をしているのでしょう。 それに対しガン細胞は、明らかにもともとは自分の身体の一部で、大切な役割を持った細胞なのですから、敵か見方かの提示があいまいなのかもしれません。 このように増殖力からも、免疫力からも、ガンは10億個くらいのかたまりでいる時間が長くなる性質があると思われます。 さて問題はその後のガン細胞の振る舞い方です。 10億個くらいのかたまりともなると、発生部位によっては症状として感じることもあるでしょう。 しかし、そのかたまりがそのまま大きくならなければ、何か変だなと思いつつもそれに慣れてしまい、大きな支障もなく日常生活を送ることになるのではないでしょうか?(ちなみに今は12月11日の午後8時ですが、私の妻は元気に夕食の支度をしています。腕の痛みはあるのでしょうが慣れてしまったのか、あまり痛い! というのをこのところ聞かなくなりました) また、おそらく大多数は何の症状もなく、それができたことさえ気づかずに、日常生活を送っているのだと思います。 もちろん中には発生部位によって、急性の症状とか激しい痛みに襲われることもあるでしょう。 そして文字通りそれが致命傷になってしまう可能性もないとはいえませんし、安定期がなくそのままの勢いで増殖を続ける、いわゆる超悪性のガンも存在するでしょう。 これらは残念ながら現段階ではどうすることもできないと思います。 しかしながらそのようなケースはかなりの少数派で、大多数は安定期が長く無症状であることのほうが多いのではないでしょうか? このへんも痛風と共通するものがあると思われます。 このように安定期を迎えたガンは、けっして治ったわけではありません。 ガン細胞の特徴である分裂増殖する能力は残っています。当然活動は続いているはずです。 それが安定期にあるということは、ガンの増殖能力と免疫力のバランスがとれているということです。 このバランスが崩れたとき、ガンは大きくなるか小さくなります。 小さくなる原因としては、ガン細胞の免疫細胞に対する感受性が、強くなることが考えられます。 私の勘としては、割合的にはこちらのほうが多いような気がします。 しかし当然のことながら、中には成長し、生命を脅かす存在になるものもあります。 そのような場合も、やはり段階的に急性の性質があるのではないかと考えたのです。 第一段階は、少し場所を移動し、新しい場所でもまた10億個くらいのかたまりができるようになることです。いわゆる隣接転移とよばれるものでしょう。 しかし新しい場所でも、だいたい10億個くらいのかたまりで、成長は頭打ちになるはずです。栄養とエネルギーの供給量からも、そう考えるのが自然です。 こうして割合近くの場所に、ポツポツと小さなかたまりが多数できるようになってきます。 次にガン細胞は、特殊能力を発揮します。それは近くの血管に働きかけ、そこから自分専用の新しい血管を作る能力です。 これにより栄養とエネルギーの供給量は一気に増え、ガン細胞は急成長します。すでに進行ガンの段階に入ったと考えてよいでしょう。 しかし大きくなればなるほど、分裂増殖するための栄養とエネルギーの量は増えるわけですから、ある段階で成長はまた頭打ちになるはずです。 すると今度はその新生血管を利用して、全然別の組織や器官に移動をし、その場所でも増殖を開始します。いわゆる遠隔転移です。 娘はまさにこの段階まで症状が進んでしまっていたのです。 もちろんこの段階に至るまでにも、発生部位によっては生命の危険がおとずれることもあるでしょう。 しかし多数はこの段階でも、ガンによる直接の症状は出ないことが多いように思われます。 ただ栄養をかなりガン細胞にとられるので、やせて元気がなくなるという状態にはなるでしょう。 進行ガンの後期で、ガンによる直接的な症状として正常細胞が圧迫されることによる臓器不全がおこる一歩手前といえるでしょう。 この段階までくると、もはや現代医学の三大療法では、ガンに対抗することはできなくなります。 手術や放射線は限局的な治療で、治療を施した部位のガンを、縮小、または取り除くことができても、免疫抑制をおこすので、他の部位のガンがより大きくなってしまう恐れが強くあります。 ただし症状が出るほど大きくなったガンを、それだけを取り除く目的の、限局的な手術や、放射線治療は、その症状を抑えるという意味では、効果があると思います。 抗ガン剤治療は全身的な治療ですが、身体にあるすべてのガン細胞を殺すほどの薬を使うと、先に身体の方がまいってしまうようです。 また、抗ガン剤は原則的に細胞が分裂する際に作用する薬なので、ガン細胞が完全に同調して分裂でもしない限り、すべてを取り除くことはできません。 そして免疫抑制を強くおこすので、その残ったガンが治療後に元の状態より大きくなってしまう恐れが、非常に強くなります。 さらに三大療法は、治療をすればするほど、身体全体の元気を奪い取る性質を持っています。 患者側にとっては、可能性は薄いとわかっていても、わらをもすがる想いで、なんらかの治療をして欲しいと思うのは当然のことでしょう。 結果、治る見込みがないのにつらい治療を続け、身体はみるみる衰弱し、一度も元気になることなく最後を迎えるというケースが多いと思われます。 その点私の娘の場合は、先生方が完全に完治をあきらめ、QOL(生活の質)を維持することを目的とした治療にするという方針をたてられたのが、結果的に幸いしました。 その当時は、もはやサジを投げたのかと大変反発して、なんらかの手立てはないのかと質問しましたが、考えてみればあるわけはないのです。 それは病院側はガンがすべてなくなった状態(見えなくなった状態)を完治と考えているからです。 また大多数の人もそのように考えているので、病院側に無理な注文をして、見込みのない治療が続けられ、結果苦しみながら命を縮めてしまっているのです。 私の娘も抗ガン剤治療は続行されましたが、おそらくあまり身体に負担のかからない、軽めのものを使用してくださったと思います。 また完全に否定された状態からのスタートだったので、なんでも試してみようという気にもなったのです。 これがなまじ僅かながらも可能性があるといわれると、やはり病院の治療にすべてをかけ、いたずらに娘を苦しめるだけの結果になったかと、今にして思えば恐ろしくもなります。 健康食品による免疫療法を開始して、娘は少し元気になったように思われました。 抗ガン剤が軽くなったせいかもしれません。 しかし激ヤセの状態は改善されませんでした。 それが画期的に症状がよくなったのは、時間差療法導入の直後です。 これは特に血管新生を阻害することにより、ガン細胞の栄養補給路を断つことに成功したためでしょう。 その結果、大きくなっていたガン細胞は、成長することはおろか、その大きさを維持することも困難になり、ガンの縮小がみられたのだと思います。 しかし。このままガンがきれいになくなってしまうのではないかという、期待通りにはいきませんでした。 ある一定レベルまで縮小したあとは、ガンはなかなか小さくなってはくれないのです。 新生血管による栄養補給路をたっても、ガンはもともと身体の一部なのですから、完全に栄養がいかないわけではありません。 ある程度の大きさを維持しているのも当然のことかもしれません。また、逆に大きくなってしまったこともあります。 やはりストレスや身体の不調が原因なのでしょうが、治ったはずの左腕が大きく腫れあがってしまったのです。 今年の2月頃でした。このときは放射線治療を受けました。 治療の結果腫れはひき、また治療後しばらくは、その後遺症と思われるリンパ浮腫とよばれる症状に苦しんでいたようですが、現在ではあまり気にならない状態に戻っているようです。 このようにガンは治ったわけではないので、いつ再発する恐れがないともいえないのですが、一番大切なことは、娘も妻も元気であるということです。 日常生活のレベルでは、まったく不自由していないのです。 これがガンを押さえることを主眼においた治療の特長であり、最大の長所です。 痛風における、尿酸値のコントロールと同じように、ガンの増殖を抑える努力をすれば、ほとんど症状が出ない――治ったわけではないけど、健康で元気に生きていくことができるのです。 これはガンを取り除くことだけを考えた三大療法だけでは不可能なことです。 確かにガンがきれいになくなって欲しいと願っています。しかし、そればかりにとらわれ、身体に負担がかかるような治療をするのは、正直怖いのです。 ものは考えようです。ガンも痛風も現在の医学のレベルでは、治すのが非常に困難な病気です。 しかしたとえ病気であっても、元気に生きていくことはできる性質を持っています。 直すのが困難なのならば、より長い時間元気で生きられるように考えた方がよいと思うのですがどうでしょう? さてしかし、本編の主題である白血病では、そうはいきません。 病気の進行が即、免疫力の低下につながるので、病気であっても、元気で生きられるということが、非常に難しい性質を持っているのです。 白血病を克服するためには、ガンを治すというレベルまで高めなければならないというのは、すでに書いたとおりです。 それには生命の本質まで理解する必要があります。 その第一歩として、ガンは再生という機構と、関係があるのではないかというところから、考えを進めていきたいと思います。 (2005年12月17日) 「その3」へ >
https://w.atwiki.jp/patmer2018/pages/13.html
PATMはトップページにも記載したように自分がいることで周りの人にアレルギーのような反応を与えてしまう体質である。 このページではその具体的な症状について記載したい。 周囲の人に引き起こされる症状 ※下記の症状はそれぞれ個人によってほぼすべての症状が表れるケースや鼻すすりのみなど限定的なケースもある。 咳 くしゃみ 鼻水 痰を吐き出す 体のかゆみ 目のヒリヒリ 目の痛み 目のかゆみ 鼻のかゆみ 鼻水が出る のどの痛み はきけ 眠気 自分自身に起きている症状 ※個人個人により異なるため一概には言えないが、次の以下のような症状がある。 体が疲れやすい 休んでも疲れが取れにくい
https://w.atwiki.jp/gundamwar/pages/2374.html
禁断症状 烈火の咆哮 COMMAND C-S42 白 1-1-0 C (戦闘フェイズ):このターン中、(この効果の解決までに)場に出た、全てのユニットをロールする。
https://w.atwiki.jp/kokyo_cm/pages/36.html
内容 データ 年 2007年 タイトル 症状川柳 テーマ 脳卒中 企画・製作 博報堂中部支社 出演者 - ナレーター - タイアップ - マスメディア テレビ - - - ラジオ × 新聞 ○ 雑誌 × ポスター ○ バナー × その他 × コメント 名前 コメント 閲覧者数 -
https://w.atwiki.jp/yumigahama/pages/101.html
■育苗中に現れる症状 [症状]発芽時期が来てもほとんど発芽しない 1.ハウスの開け忘れなどにより、熱すぎて種が煮えた →以後の発芽は絶望的 2.発芽適温(15~25度)に達していない →発芽適温に達すれば徐々に発芽する 3.極端な水不足 →水をやれば発芽する可能性あり。ただし一旦発芽して直後に水不足で枯れている場合は発芽しない ■葉に現れる症状 ●[症状]葉先が枯れている ●[症状]芯葉が黄色い ●[症状]葉の枚数が少ない ■葉鞘(白根)に現れる症状 ●[症状]葉鞘部が短い ●[症状]皮を剥いだ後の葉鞘部に茶色っぽい跡がついている ●[症状]根に近い部分が肥大している ■根に現れる症状 ●[症状]根が縮れたようになって抜きにくい ●[症状]根が赤くなっている #写真もないと症状探しにくいかも 名前 コメント
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さて理論としては、多くの問題点を含みいろいろ修正をしなければならないと思いますが、それらは次章でゆっくり取り上げることとして、ここからはこの理論をもとにガンの本質を考えていきたいと思います。ガン細胞とはどんな細胞でしょう? 従来の考え方では、「正常な細胞が遺伝子の異常により、ガン化した細胞」という説明だと思います。 しかし、私の理論ではまったく別の観点からガン細胞をとらえることができます。 受精卵から始まった生命は、おもに発生直後いろいろな細胞に分化していきます。ただその時点では、分裂能力がある(テロメアが残っている)ので個々の細胞の機能をつかさどる遺伝子はまだ発現していません。 分化のたびに、自分の将来の運命の選択肢が狭くなるというだけで、遺伝子の発現は、分裂に関する部分だけだと思います。 ですから、見た目にどの細胞もほとんど変わりないはずです。(再生の時に未分化の細胞がモコモコッとふくれあがるイメージです。) このとき細胞膜上にある高分子多糖体が分化のたびに変化していると思います。(これは、根拠はありません。)そして分裂をかさねテロメアのなくなった細胞は、分裂に関する情報の発現が停止し、変わりに機能に関する情報が発現します。 こうして細胞にハッキリとした個性がでて、それらが集まり次々と組織や器官が形成されていきます。仮に人間のテロメアが60あるとすると、最初にできる機能細胞は60回の分裂を経た細胞ということができます。 発生からの時間にすると1カ月とチョットくらいになるのではないでしょうか? そしてもし分化の際、テロメアの回復があるとすると、機能細胞ができる順番は、分化の決定がなされた順番ということになります。 また、当然すべての細胞が60回分裂するわけではありません。2の60乗(26^0)は100京以上になると思うのでありえない話です。途中でアポトーシスをおこして消えていく系がかなりあると思われます。 また同じ種類の細胞でも分裂の速度が一定になることはないと思います。テロメアの数が減ったものから優先的に分裂していくのではないでしょうか? そしてある程度組織や器官が形成されると、分裂の勢いは納まると思います。 そのとき分裂速度の違いにより、多数の分裂能力をもった細胞が生まれると思います。しかもテロメアをまだたくさん持っているものから、ほとんど使い切る寸前のものまで、けっこう縦に広く存在するのではないでしょうか? このような細胞が、新陳代謝の際に補充用の細胞になると思います。 そしてその細胞もやはりテロメアの数の少ないものから優先的に分裂してくると思います。 このように考えると生命のいろいろな現象が無理なく説明できるような気がします。 たとえば子供が成長するわけは、子供の頃は補充用細胞のテロメアの数が少ないのですから、わりと短時間で機能細胞になることができます。 機能細胞に寿命がきて、アポトーシスをおこすペースより、補充用の細胞が分裂をして機能細胞になるペースのほうが速いのでしょう。だからだんだん機能細胞の数が増えてくる、つまり成長をしていくということになります。 また機能細胞も次から次へと補充用の細胞がくるので、ちょっとでも疲れたらすぐ後にゆずり、アポトーシスをおこすのではないでしょうか? つまり子供の細胞はいつも新鮮であると考えられます。ですからガキ、いえ子供はいつもうるさいほど元気なのだと思います。 (2005年12月31日) けがをしたとき、子供のけがは早く治りますが、お年よりの方がけがをすると、なかなか治りません。これなど、まさに補充用細胞が分裂して機能細胞になるまでの時間の差と考えると、すごく説得力があると思います。 お年よりの補充用細胞は、テロメアの数の多いものしか残っていないのです。 そして成長期が済むと生殖能力が成熟し、比較的長い安定期を迎えます。 補充用細胞の分裂と機能細胞のアポトーシス、つまり需要と供給のバランスがとれている時代ということができます。 そして組織や器官により大きなバラツキはありますが、だいだ生殖能力の衰えとともに身体全体としても衰えが目立ってきます。これも細胞の需要と供給のバランスが崩れた結果だと考えると、納得のいく説明ができそうです。 そして大事なことは、このバランスが崩れた年代にガンが多発しているということです。 子供のガンも供給過剰という意味で、バランスが崩れているのかもしれません。 子供のガンは供給過剰なのですから、少し補充用細胞の分裂を抑えるようなことをするのもいいかもしれません。 子供のガンに比較的抗ガン剤がよく効くのも、こういう理由づけができると思います。 対して大人のガンはどうでしょうか? 補充用細胞の分裂は、いわゆる空席待ちのようなものだと思います。 機能細胞の寿命にあわせて、テロメアがなくなるようなタイミングで分裂するのが理想です。 若い頃は補充用細胞のテロメアの数が少ないので、このタイミングがスムーズにとれるのでしょう。 しかし歳をとるにつれ、テロメアの多い補充用細胞が分裂するようになります。テロメアが多いということは、分裂を始めてから機能細胞になるまでの時間が長くなるということです。 機能細胞に寿命がきても補充用細胞の分裂が間に合わなくなり、機能細胞の数が足りなくなるようなことがあるかもしれません。 もしかすると、これが更年期障害の不定愁訴といわれるものの実態ではないでしょうか? しかし生物の特長は、非常に融通性の高いことです。補充用細胞の分裂に時間がかかることが分かると、機能細胞が寿命を延ばすような工夫をするのだと思います。 寿命を延ばすには、代謝を少なめに調節すればいいような気がします。 これが更年期を過ぎた方の緩やかな老化の原因であり、動きがスローモーになるのは、個々の細胞の代謝が若い頃に比べ少なくなるためのような気がします。 さらに、補充用細胞のテロメアの数が多くなると、もはや機能細胞の数も減少してきます。 お年よりの身体が小さくなる原因でしょう。 この老化の問題も非常に興味深く、また大切な問題なので、痛風記の続きで取り上げられたらいいなと思っています。 さて話をガンのことに戻しましょう。 更年期になると、補充用細胞が機能細胞になるまで時間がかかるようになると書きましたが、もうひとつ重大なことがあるような気がします。 それはひとつの補充用細胞からできる、機能細胞の数が増えるということです。 テロメアが10個ある補充細胞からできる機能細胞の数は1024です。20個だったらだいたい100万個くらいになります。それが30個にもなると10億個以上もの数になるのです。 これはひとつの補充用細胞が分裂を始めると、機能細胞になるまで(テロメアがなくなるまで)一気に分裂すると仮定してのことです。すべてがそうだとはいいきれませんが、そのような細胞も確実にあるようです。 更年期は身体のバランスが何かと崩れる時期です。しかし年齢的にはまだ現役バリバリで社会的にも家庭的にも、重要な位置を占めておられる方が多いと思います。 そのような方の機能細胞の代謝は、当然まだ活発なはずです。それが補充用細胞の分裂が間に合わず、身体が不調になると(不定愁訴)次々と補充用細胞に分裂をうながすこともありそうです。 仮に、この時期にテロメアが30個程度あるとすると、10億個単位の細胞のかたまりが生まれることになります。 これがいわゆる腫瘍細胞の正体ではないでしょうか?(するとガンを急性のものとする私の勘も正しいと思います。) しかしこれだけではなんの問題もありません。 もともとこの細胞は機能細胞になるための大事な細胞です。存在そのものが身体の害になることはまず考えられません。 そして彼等にのこされたテロメアの数は、もうほとんどないはずです。(たぶんあと1個) あと1回分裂すれば正常細胞(機能細胞)になるはずです。 ガン細胞とはこれらの細胞の中でテロメアを回復する能力を持ってしまった細胞のことです。 もちろんすべての細胞がテロメアを回復することはないと思います。 それではガンがあまりにも超急性になりそうです。おそらくそのなかのほんの数個、もしかしたら1個だけかもしれません。 そしてそのテロメアの数は、全部回復するのではなく、その補充細胞が分裂を始めた時に持っていたテロメアの数になるはずです。(この理由づけは次章で詳しく取り上げます。ここではそういうことだと思ってください) もともとの補充細胞がテロメアを30個持っていたとすると、新たにできるガン細胞のかたまりも10億個程度になるはずです。 これがいわゆる隣接転移というものではないでしょうか? ちなみに、これでイモリの顔にできた皮膚ガンが、足の再生の時に消えてしまった謎がとけましたね。 ガンは転移(遠隔転移)する性質もあります。足の切断により、大量の細胞が必要になったため、顔のガン細胞が足に転移してそして分裂して、正常な足の皮膚の細胞になっただけのことです。 ヒツジのドリー君の寿命が短くなったわけも説明できると思います。 (2006年1月2日) いかがでしょう? ガンの本質がうっすらと見えてきました。そしてこれによりガンの治療法も見当がついてきたと思います。 すなわちガンを治す治療はガン細胞のテロメアを回復させないこと、ガンを利用する治療とはそのテロメアのコントロールをすることです。 ところがまだひとつ大きな問題が残っています。それはこの章の主題でもある白血病です。 白血病は骨髄にある骨髄幹細胞から、造血幹細胞をへて、白血芽球、リンパ芽球、T細胞のように、何段階もの分化をします。そして分化は成長後もおこっています。 分化の度にテロメアが回復するとすると、白血球に限らず血球の細胞は、一生のうちに本当に莫大な量が生産されることになります。 またこのように何段階もの分化をすることは、歳をとっても血球細胞の数が不足しないようにする工夫であるとも考えられます。 また実際抗原に対して産生されるT細胞の数は、100兆個ほどになると本に書かれていましたが、これもあながち不可能な数字ではないといえます。 このT細胞の前駆細胞にテロメアが45個くらいあれば済む話なのです。 このように血球細胞系は、成長後も頻繁にテロメアの再生をおこなっていると考えられます。 仮にガンを治す、テロメアの再生をくい止める薬ができたとしても、それを使うとたちまち血球細胞が不足してしまう恐れがあるのです。 白血病は白血芽球が増える病気です。白血芽球は何段階かの分化ののちにできて、さらに分化の必要のある細胞です。 対して、普通のガン細胞は分化の進んでいる細胞と考えられます。 また、白血芽球は白血芽球として、分裂する必要もあると思います。 それだけ多くの数の細胞が必要で、また多くの種類も必要な複雑な系であるといえます。 ところで白血病の原因のひとつに原爆をあげることができます。原爆による強い放射能をあびると、白血病にかかる確率が高くなるのです。 原爆の恐ろしさは、強い熱線や爆風により、瞬時に大量の命を奪ったばかりか、戦後何十年もたった今でも、まだ原爆の後遺症に苦しんでいる人がいるということです。 また世代を超えて影響が出ることも多いようです。(原爆二世) なぜこのように長い年月にわたり影響をおよぼすのでしょうか? 原爆の放射能は非常に物質透過力の強い高エネルギー波です。しかし人体の中にはそのようなエネルギー波も受けとめる器官があります。 それは骨です。レントゲン写真で骨をみることと同じ原理です。 骨の中には骨髄があり、そこには多数の幹細胞が存在しています。 原爆の放射能はその幹細胞に特に強く影響を与えたのでしょう。 ですから影響を受けた幹細胞がテロメアをいくつ持っているかによって、実際の症状としてあらわれる時間に差ができることになります。 もちろん原爆の後遺症は、白血病ばかりではありませんが、白血病になられる方の割合が被爆者とそうでない人の間に大きな差があるのも事実です。 白血病は今まで考えてきたように分裂系の異常の病気です。 代謝系の異常の病気ではありません。もちろん分裂を誘導するタンパク質の遺伝子に異常が出たことも考えられますが、それでは白血病が特に高い確率になる説明が苦しくなると思います。 (2006年1月4日) 私は放射能に対して、テロメアが傷ついたのではないかと想像しました。 テロメアには大切な遺伝情報を持っている部分を守る役目もあるのです。端にあるので他の部分より傷つきやすいということもあります。 傷ついたテロメアを持つ補充用細胞が分裂をすると、いわゆる細胞の需要と供給のバランスが大きく崩れることが予想されます。 白血病も他のガンと同様、このバランスの崩れが発病の大きな原因となるのではないでしょうか? それともうひとつ白血病を考えるについて、重要な要素があると思います。 それは免疫系の進化です。 白血病は白血芽球が増える病気です。つまり白血芽球が補充用細胞ということになります。 通常のルートで考えると、白血芽球のテロメアがなくなり分裂能力を失った機能細胞が白血球ということになります。 ところが白血球にはいくつもの種類があります。この種類の多さを進化と結びつけて考える必要がありそうです。 免疫の一番大きな目的は、体内に侵入してくる微生物と闘うことです。 生物がまだ海にしかいない時代には、この闘いはあまり激しくなかったと思います。 それは微生物が多細胞体の体内に入る必要性があまり高くなかったためだと思います。 海にいる微生物の身体のまわりは当然海水です。その海水中に適当な栄養分が含まれていれば、その海水中で微生物は増殖することができます。 ところが陸上ではそうはいきません。どんな生物にとっても水は必要不可欠なものです。陸上の微生物にとっては、多細胞生物の体内がもっとも安定した環境であると考えられます。 陸上の微生物と多細胞生物の免疫の闘いは、海の生物より激しいことが予想されます。 陸上に最初に進出した生物は両生類です。両生類の登場とともに、免疫系も大きく進化を遂げていったと考えられます。 もともとは一種類の白血球という免疫細胞だったものが、必要にかられその種類を増やしていったのでしょう。 人間には大きく分けて三種類の白血球があります。マクロファージと骨髄球とリンパ球です。 もともとの免疫細胞である白血球がマクロファージです。 そこからさらに細菌などへの殺傷能力を高めたものが骨髄球です。この二種類は骨髄で産生され、血管内で活動します。 ですから血管内すべてを単一の組織と考えれば、通常のガンと同じ関係になると理解されます。 細胞の需要と供給のバランスが崩れた結果、ガン細胞(白血球)組織(血管内)に溢れ出したとみられます。 骨髄性白血病が大人に多いのも、こういうことだと思います。 ですから、治療法はガン細胞(白血球)のテロメアの回復を押さえればよいはずです。 ところが子供に多いリンパ性白血病は事情がもっと複雑になります。 白血芽球(リンパ芽球)にまで分化した細胞は、骨髄内でテロメアがなくなるまで分裂します。そして分裂能力を失ったリンパ球が血管内にでていくのが、通常のルートだと思われます。(骨髄球は多分そうだと思います。) しかしリンパ球の場合、その完成はリンパ内で行われます。そして完成されたリンパ球には明らかに分裂能力が復活しているのです。 なくなったはずのテロメアが復活したとしか考えられません。 つまりリンパ球においては、補充細胞~白血芽球~ガン細胞のテロメアの復活は必要なことなのです。 仮にガン細胞のテロメアの再生を抑える薬ができても、このリンパ球の特別な性質を解決しないことには使用することはできないのです。 この副作用は抗ガン剤の比ではありません。即、致命的な免疫障害をおこすはずです。 また、身体のどこかに他にもテロメアの復活が必要な細胞があるかもしれません。 生殖細胞系や子供にはテロメアの復活が必要な細胞が数多くあることが予想されます。 逆にいうと選択的にガン細胞のテロメアだけに作用する薬があれば、それがガンの治療薬になるはずです。(リンパ性白血病以外) しかし、私にはそれを証明する専門的な知識も実験手段もありません。 このままでは私一人の屁理屈になるだけです。 しかし自分でいうのもなんですが、このようにいろいろな生命現象をスムーズに説明できる屁理屈って少し魅力的じゃぁないですか? どなたか一人でもこのHPに興味を示して研究していただいたら……、 それが私の夢です。 私はこれからこの自分の屁理屈を少しでも理論に近づけるため、多細胞生物の原点ともいえる、古生代の初めの進化の大爆発について考えていこうと思っています。 (2006年1月5日) 「はじめに」へ戻る >